景観デザインを目指せ

重山陽一郎の個人ブログ blog.enviro-studio.net
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野蒜の防潮堤
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野蒜築港で有名な鳴瀬川の河口部、前回の記事で紹介した野蒜水門のすぐ近くの海岸に建設された防潮堤です。
 
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高さはT.P. 7.2m。震災前より1m嵩上げされています。

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海側は、擬石っぽいテクスチャのプレコンのブロックに覆われていて、ところどころに、平滑なモルタル面(小手仕上げ?)による縦のラインが入っています。

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縦線の間隔は64歩だったので、約40m。

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天端の法面部分は、エンボスのついた型枠で仕上げてありました。もう1段ブロックを積んだら高すぎたという事でしょうか? 少しぐらい必要以上に高くなっても良いじゃないかと思うんですが(^^;)

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矢印が並んでいるみたいな感じです。

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途中にスロープがあったのですが、ブロックを積む場合に、このような収まりになってしまいがちですね。このようなスロープは頻出するので、ブロックメーカーさんには、対応した製品を開発して頂きたいですね。

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堤防の端は山(不老山というらしい)にぶつかるんですが、端部をどう収めているんだろうと思って見に行ってみたら....

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予想通りでした(^^;)

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陸側は、海側に比べてのっぺりした仕上がりなんですが....

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よく見ると、エンボスがあります。

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一旦、砂浜に出て、不老山の向こう側に行ってみると、こんどは防潮堤が曲線でできていました。

野蒜の防潮堤(宮城県東松島市) - Spherical Image - RICOH THETA
パノラマもご覧ください。

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一直線の防潮堤よりは、かなり良いと思います。競輪場のバンクみたいですね(^^;)

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海側には松が生えている部分があります。護岸も階段状になっている部分があります。

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防潮堤の下部は震災前のもののようです。震災前に階段状になっていた部分は、嵩上げ工事の際にもそうしたようです。新旧で矢印の向きが違うのが面白いですね(^^)

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また、新しいブロックには、凹みに水が溜まらないように水抜きの溝が作ってあるんですが....

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古いブロックには、それが無いです。

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松が生えていない部分と....

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生えている部分を比べると、全然違いますね。植林されている感じではなかったので、自生しているのだと思います。

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波に削られた奥松島の岩が綺麗な場所なんですが、のっぺりした防潮堤との違和感が凄いです。とは言っても、震災前から防潮堤はここにありました。

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海に面した部分が、遠くに見えます。ああやって削られた岩なんですね。

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ところで、海岸の防潮堤の法面は、海側も陸側もコンクリート仕上げでしたが、隣接する鳴瀬川の河川堤防の部分になると、陸側が覆土されて芝生の斜面になっていました。

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河川側はコンクリート。

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鳴瀬川の対岸も、大規模な工事が行われていました。


位置:景観デザイン事例地図

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Category:宮城県
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