景観デザインを目指せ

重山陽一郎の個人ブログ blog.enviro-studio.net
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現存する日本で3番目に古い鋼橋「神子畑鋳鉄橋」
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神子畑鋳鉄橋は、現存するものとしては日本で3番目に古い鉄橋です。1885年(明治18年)の竣工です(1887年という資料もあります)。
 
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すべて鋳鉄でできています。現存最古の心斎橋は錬鉄製、2番目の弾正橋は鋳鉄と錬鉄です。スパン長は約14m。

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この橋は、神子畑川という山奥の川に架かっています。上流には明延鉱山(あけのべこうざん)があり、鉱石を運ぶためのルートがつくられました。橋の向こうに続く細い道がそのルートです。この橋も、鉱山開発に呼ばれたフランス人技師の指導で、横須賀製鉄所で作られたそうです。
心斎橋や弾正橋は移設されていますが、この橋は源位置にあり、橋としても現役です。

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床板は木材です。かつては線路があって、鉱石を積んだ鉄道馬車が渡っていました。

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親柱も鋳鉄製だし....

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高欄も鋳鉄です。手前の部分が新しいのは、1982年に修理されたときに新しくなったのでしょうか?

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高欄の継手がどんなディテールなのか、よく分かりませんが、噛み合わせてあるみたいですね。

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桁下を除いてみると、3つの部品で組み合わされたアーチリブが、3本かかっています。

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アーチリブ同士は、フランジでボルト・ナットで留めてあります。

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ブレースは左右対称じゃないんです。鋳鉄製なので型に鉄を流し込んで作ってあるはずで、同じ型をつかうにはこれが便利だったのでしょうか?

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この細いブレースも面白いですね。

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橋台は石積みなんですが....

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アーチリブの端部はレンガが見えます。この奥はどんな構造なのか興味わきますね。

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スパンドレルも鋳鉄製の縦格子みたいな物で、ボルトで固定されています。

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床板は木製の梁で支えられていました。

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この橋は、重要文化財に指定されており、駐車場もあって立派な説明看板もあります。このような鋳鉄の橋が5つあったそうですが、現存するのはこの橋と羽淵鋳鉄橋の2つです。

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山奥に立派な橋が残っているんですね。

位置:
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写真集:
スクリーンショット(2011-03-28 13.36.27)
Category:兵庫県
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