2011.05.20 Friday
すごく立派な玄関
家紋が2つありましたが、こちらは凹んでいて....
こちらは、出ています。
屋根は茅葺きで、棟飾り(とうら)もついています。
建物の内部も、すごく立派でした。この地方では、部屋ごとに囲炉裏があります。そうじゃないと冬は寒くて部屋に居られないんです。
こちらの自在鉤は松竹梅なんだそうです。つまり、上に竹筒(これはすぐ分かりますね)、魚の形をしているのが松の木で、ヤカンをぶら下げている棒が梅の枝なんだそうです。へぇ〜(^^) 自在鉤ってみんなそうなんでしょうか?
ちなみに、魚は「鯛」らしいんですが、そうは見えませんよねぇ(^^;)
むしろ織り機というのもありました。織機のムシロ版ですね。
黒っぽい棒の下の鉤型に切れ込みのある薄い板が「杼(ひ)」の役割で、緯糸(よこいと:というか、よこ縄)を引っかけて経糸(たていと:というか経縄)の間を通します。
で、黒っぽい棒が、経糸を1本おきに互い違いにずらして隙間を空ける道具で、そのすき間に杼を通すという仕掛けですね。黒い棒を片方にねじるとこうなり....
反対にねじると、さっきとは経糸の上下(ムシロの表裏)方向が逆になる、という仕掛け。よく考えられていますねぇ。
蓑の試着もできました。
蓑も菅笠も初めてです。
かっこいいでしょ(^^;)
外には、立派な看板がありました。
英語もあります。
近くの神社には、鉾杉という名前の巨木もあります。
樹齢800年だそうです。
位置:
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Category:徳島県