2011.05.23 Monday
住宅兼喫茶店として使われています。
お茶を飲みたい時は、この太鼓を「思いっきり」叩きます(^^;) すると、木村家第19代当主の奥様が顔を出してくださいます(^^) この地方の民家に共通の特徴として、表側に便所が突き出していますが、現在は使っていないそうです。
奥には薪が積んでありました。1年中かまどで薪をくべて茅葺き屋根を燻しているんだそうです。
喫茶店として使われている部屋には、例によって天井が無くて、屋根裏が見えます。2007年に屋根を葺き替えたばかりだそうです。これでは寒いので住宅として使っている部屋は天井があるそうです(^^)
当然、囲炉裏があり、自在鉤もあります。障子紙が黄ばんでいるのは、屋根を燻すために24時間別の部屋のかまどで薪をくべている煙のせいだそうです。茅葺き屋根は燻す必要があるんです。
そういえば、建物の中はちょっと煙たい匂いがするんですが嫌な匂いではありませんでした。
建物の詳細は、こちらの看板をご覧ください。
この辺りには、茅葺き屋根の建物が多く残っているそうですが、多くはトタン板で覆われています。スゴイ立派な欅の木のある屋敷もありました。
位置:
木村家住宅の位置は、下の地図の青いマークのところ。黄色いピンの場所にある橋を渡っていくと、早いです。この橋は、GoogleMapの航空写真には写っているけど地図には表示されないので、航空写真表示にしてあります。
高速道路の大豊ICからは、地図の上側から来ることになり、上の方の分岐点に「木村家住宅」の看板がありますが、そっちから行くよりも、黄色いピンのほうから行く方が早いです。ただし、この道は工事中で、平日は通れない(時間制限)場合もあります(^^;)
より大きな地図で 景観デザイン事例集地図 を表示
リンク:
文化遺産オンライン(文化庁のサイト)写真もあります。
三好市の観光サイト
Category:徳島県