2008.12.27 Saturday
ローレンス・ハルプリンのシリーズの最後は、エンバルカデロプラザ(Embarcadero Plaza)。とは言うものの、この広場の名前は、Embarcadero Plazaなのか、Justin Herman Plazaなのか、どうもハッキリしないのです。資料によって呼び方が違ったりしているのですが、Justin Herman Plazaと呼ぶのが多いみたいで、ということは、この広場のデザインには、ローレンス・ハルプリンは関わっていないのだろうか?。
まあ、どちらにしても、この広場の主役は上の写真の右側に小さく写っている噴水です。
この噴水は、ベラクール噴水(Vaillancourt Fountain)と呼ばれており、カナダ人の彫刻家、アーマン・ベラクール(Armand Vaillancourt)のデザインです。
コンクリートの筒が、のたうち回っている感じ。背景に見えているタワーは、昔のフェリーターミナルで、今は観光船の発着所です。Embarcaderoという地名は、スペイン語で乗船するとか出荷するという意味の、Embarcaという言葉からきているそうです。
近寄ることができますが、滑って転ばないように、注意が必要です。
裏に回ると階段があります。
階段を上ってみると、デッキがありますが、水浸しです(^^;)。めげずに前進!この通路は、コンクリートの筒の上面になります。
プレコンのキューブにプレストレスをかけて、つないであるように見えますね。
噴水から広場側を見たところです。見えている街並みは、Embarcadero Centerで、1950年代から再開発が行われてきたところです。この広場はEmbarcadero Centerの東の端に位置しており、ショップやレストランが面しています。
位置:
より大きな地図で 景観デザイン事例地図(アメリカ編) を表示
リンク:
Lawrence Halprin(Wikipedia英語版)
Embarcadero(Wikipedia英語版)
Category:アメリカ合衆国