2016.06.09 Thursday
構造的にも色々と工夫されている橋で、詳細は三井住友建設のホームページや、東北コンクリート技術研究会のホームページなどに掲載されてます。その他にも多数の参考文献があります。
広々とした田園風景の中にあるので、近寄って眺めるようなものではないのですが....
3連のアーチリブは橋脚、橋台に剛結。桁はアーチから吊ってあるだけでアーチの水平反力はかからないように切り離されており、それによって桁高が小さくできたそうです。また桁は3径間連続で地震による水平荷重は地盤が強固な片方の橋台だけで受け持っているそうです。
橋長は140mもあって、3径間連続桁の伸縮が結構大きいため、吊り材の根元に曲げがかかり、その対応も考えられたと....
資料には見当たらなかったんですが、景観的な観点としては、水垢による汚れにも配慮されたのではないかと思います。写真の向こう側のアーチリブは黒ずんでいて手前は白いのは、アーチリブ天端の水勾配を内側に傾けて、雨水が内側に流れるように配慮したのではないかと思いました。
径間長は、56, 66, 56m。
位置:
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Category:青森県